2012年06月24日
活動弁士とキネマの世界
Bプログラムを鑑賞
eしずおかブログさん、招待をありがとうございます !
上記のブログに
サイレント映画時代は、ある意味ではシリアスな役者よりも、コメディアンに高いハードルが課せられていました。
なにしろ、コメディなのに文字通り「おもしろいことが言えない」状況なのですから。
とあります
なるほどー
「チャップリンの冒険」
脱獄囚のチャップリンの逃走劇
チャップリンは、「街の灯」と「独裁者」を見ていて
両方とも、テーマが重くて 見た後 いろいろ考えちゃった覚えがあります
でも、これはコメディ作品
気軽に笑えて楽しめた
囚人服の彼は、そのまま漫画のキャラクターみたい
「豪勇ロイド」
子供の頃から臆病者で、大人になっても町の人たちにからかわれてばかりのロイド
彼の育ての親であるおばあちゃんが、
「これさえあれば大丈夫 おまえのおじいさんもこのおかげで南北戦争で手柄を立てたんだ」
とお守りを彼に渡します。。
人が変わったように勇敢になったロイド、悪漢に立ち向かい 大手柄
ラスト、お守りはパラソルの柄で、おばあちゃんの作り話だったとわかるのですが
おかげで ロイドは 自分が弱虫ではないことに気づくのです
自信を持たせてあげることの大切さ を感じ しんみりしました
「キートンのセブンチャンス」
今夜7時までに、結婚すれば、多額の遺産を相続できる主人公
時間に間に合うように、花嫁をさがす。。
バスター・キートン、始終表情を変えないことが有名なのだそうです
無表情で、派手なアクションシーンをこなす様が不思議に面白かった
お金目当ての花嫁候補の大群からの逃亡中、
坂から転げ落ちてくる落石(冗談のように凄い数)をさけながら走り降りたり、
乗っかった木(かなりの高木)がばきりと 倒れてしまったり
川に飛び込んで泳いだり
猛スピードではしるはしる。。
CGなんて勿論無い時代にこの映像は
はーっとタメイキ
そして彼は、20年くらい前の坂本教授に似てるような
話がそれた ごめんなさい :)
見終わって、廊下を歩いていたら、弁士の坂本さんにばったり
少しお話しして、「サザザさん」みましたよーというと
"あれは裏稼業で..."
とのことでした
ふふふ
ああ 楽しかった
坂本頼光さん、また静岡に来てほしいです
素敵な時間をありがとうございます
Posted by kunimi* at 21:59│Comments(0)